小野路宿周辺ぐるり散歩


江戸時代に大山詣りの宿場町として賑わっていた小野路宿。その周辺は里山の原風景のような景色が広がっています。
今日はそんな里山の景色を楽しみながら、お散歩しました〜。

小野路宿里山交流館で頂いた梅と赤紫蘇のかき氷

かつての、宿場町のあった場所には小野路宿里山交流館があり、小野路の歴史的資料などを観覧できました。
小野路の地元の小麦粉を使った小野路うどん、懐かしい味わいのコロッケなどいただきまして、すっかりファンになってしまう美味しさでした。梅と赤紫蘇のかき氷もソースが手作りでとてま美味しい!
いまいち知名度がない所為か、お客さんも少なくて、ゆっくり食事を楽しめました☺️

調布の布田と小野路を結んでいる布田道。

幕末には近藤勇や土方歳三がこの道をつかって小野路へ通っていたと言われています。
今でも、関屋の切通しなど昔の面影を色濃く残した箇所も残っており、気持ちも昂ぶります。
以前、布田道をとおしで歩いてみたことがあるのですが、こんなに長い道のりを、日々行ったり来たりしていたのかと、大変驚いま事を覚えています。

「赤駒を山野に放し捕りかにて 多摩の横山徒歩ゆかやらむ」
一本杉公園は幕末よりもさらに昔、万葉集に詠まれた「多摩の横山」ゆかりの場所。
飛鳥時代に唐からの防衛を固めるため、北九州へ関東から徴兵された防人の詩と言われてます。
防人は北九州への旅路で、多摩の横山を通るとき、ふり返って家族との別れを惜しんだと言います。

目次
閉じる